事業情報
『ジョルジュ』演出者降板のお知らせ
杉並区は令和7年11月20日、前区顧問(文化行政担当)による不適切発言に関する公益通報制度にもとづく調査結果を公表しました。公表によりますと、職員の人格を否定し尊厳を侵害する発言があったと結論付けています。
これをうけて、佐藤信氏より当該人物が佐藤氏である旨と、『ジョルジュ』降板の申し出がありました。
当館は、区の調査結果と本人の申し出を総合的に勘案し、事態を重く受け止め、本公演への同氏の参加を見合わせる判断に至りました。
『ジョルジュ』は長年にわたり当館で継続してきたレパートリー作品であり、作品の性質上、内容を全面的に変更することは行いません。
稽古場の進行および上演の統括は、現芸術監督のシライケイタが担います。
ご観劇を楽しみにしてくださっていた皆様に、ご心配とご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
座・高円寺は、誰もが尊厳を保ったまま働ける創造環境を守るため、再発防止策の強化と制度整備を進めて参ります。
座・高円寺芸術監督 シライケイタ
NPO法人劇場創造ネットワーク