〈座・高円寺〉アクセシビリティ・コーディネーター育成講座 受講生募集
舞台芸術に関わる人・関わりたい人が、当事者の声を手がかりに「すべての人のための劇場」をともに考え、実践につなげる講座です。
基礎講座は「学ぶ→体験する→実践する」の流れで、障害の社会モデルの基礎から、聴覚障害・視覚障害の当事者の話とワークショップを経て、演技アカデミー修了公演での実地研修へ。特別講座では、エイブリズムの理解から、舞台芸術のアクセシビリティガイドラインの現場での実装を考えます。
全講座に手話通訳・UDトーク(文字表示)が付きます。
講座内容(基礎講座+実地研修 全6回・特別講座 全3回)
<基礎講座+実地研修>
山田小百合さんを中心に、各回毎にゲストを招いて6回連続で考える講座です。通しでの受講を基本としますが、定員状況により、第1回から第4回までは単発での受講も可能です。
第1回 イントロダクション/インクルーシブワークショップ
講師:山田小百合(特定非営利活動法人Collable 代表理事)、宮本晶子(座・高円寺)
前半は講座のねらいと進め方を共有し、障害の社会モデルや合理的配慮などの基礎的な視点を確認します。後半は、日常に潜む見えづらい差別の構造を、体を動かしながら考えるワークショップです。
第2回 ろう・難聴の視点から考える ―来館対応・協働のためのワークショップ―
講師:廣川麻子(TA-net)
アシスタント:座・高円寺ろうスタッフ(小野花音、西脇萌華、並木晴二朗、野﨑 剛)ほか
前半は、ろう者・難聴者の文化やコミュニケーションの多様さ、協働についてのお話を当事者から伺い、後半は、劇場の受付などの来館対応を想定した対面ワークショップです。講師の廣川麻子さん、座・高円寺のろう者スタッフとともに、実践的に学びます。
第3回 見えない人はどう見ている?
講師:石井健介、山田小百合(特定非営利活動法人Collable 代表理事)
視覚障害当事者でブラインド・コミュニケーターの石井健介さんから、日常や鑑賞の楽しみ方を聞きます。その体験の感覚を参加者と共有する、鑑賞体験のワークショップです。
第4回 音声描写を体験してみよう。
講師:彩木香里(nubo)、関場理生、山田小百合(特定非営利活動法人Collable 代表理事)
第3回の内容を踏まえて、俳優・ナレーターで舞台映像のAudio Description writerとしても活動している彩木香里さん、視覚障害当事者で俳優の関場理生さんをお招きし、音声描写・イヤホンガイドの実践から、見えない人の鑑賞を支える環境づくりを学びます。
第5回 実地研修リハーサル
講師:座・高円寺スタッフ 他
実地研修に向けた講習と諸連絡を行います。
第6回 実地研修(当日運営)
講師:山田小百合(特定非営利活動法人Collable 代表理事)、座・高円寺スタッフ 他
「座・高円寺 演技アカデミー」修了公演の当日運営に、2人1組で入ります。音声描写イヤホンの貸出や客席案内などを担当し、座・高円寺のスタッフが見守ります。
<特別講座>
田中みゆきさんを中心に、3回連続で考える講座です。単発での受講もできます。一方的な講義ではなく、質問や交流の時間を設けます。
第1回 エイブリズムを考える
講師:田中みゆき
「できること」を前提にした社会の設計を問い直します。誰もが「差別する側」になりうるという視点から、日常に潜む見えづらい差別の構造を見つめ、どのようにアクセシビリティをともに作っていけるのか考えます。
第2回 舞台芸術のためのガイドラインを実装するには? vol.1 ―モモンガ・コンプレックス―
講師:田中みゆき、arts accessibility lab
ゲスト:白神ももこ(モモンガ・コンプレックス)
『舞台芸術に関するアクセシビリティガイドライン ver1.1』をもとに、誰もが楽しめる場づくりに取り組む団体を迎えて、現場の実践を考えます。
第3回 舞台芸術のためのガイドラインを実装するには? vol.2 ―ヌトミック―
講師:田中みゆき、arts accessibility lab
ゲスト:額田大志(ヌトミック)
『舞台芸術に関するアクセシビリティガイドライン ver1.1』をもとに、演出としてアクセシビリティを取り入れた団体を迎えて、創作の側からの実装を考えます。
講座日程
<基礎講座+実地研修>(全6回)
| 回 | 日時 | 内容 |
|---|---|---|
| 第1回 | 2026年11月23日(月・祝) 13:00~16:00 | イントロダクション/インクルーシブワークショップ |
| 第2回 | 2026年11月29日(日) 13:00~17:00 | ろう・難聴の視点から考える |
| 第3回 | 2027年1月17日(日) 13:00~16:00 | 見えない人はどう見ている? |
| 第4回 | 2027年1月23日(土) 13:00~16:00 | 音声描写を体験してみよう。 |
| 第5回 | 2027年2月21日(日) 13:00~16:00 | 実地研修リハーサル |
| 第6回 | 2027年2月26日(金)~28日(日)のうち1日(予定) | 実地研修(当日運営) |
<特別講座>(全3回)※時間はいずれも予定です。
| 回 | 日時 | 内容 |
|---|---|---|
| 第1回 | 2026年12月20日(日) 13:00~16:00 | エイブリズムを考える |
| 第2回 | 2027年1月11日(月・祝) 13:00~16:00 | 舞台芸術のためのガイドラインを実装するには? vol.1 |
| 第3回 | 2027年2月11日(木・祝) 13:00~16:00 | 舞台芸術のためのガイドラインを実装するには? vol.2 |
会場
座・高円寺 けいこ場ほか
対象
- ・アクセシビリティについて学びたい方(これから学ぶ方もご参加いただけます。)
- ・舞台芸術に関わる方、また文化芸術に関わるその他の分野の方
- ・多様な方との協働を目指している方
定員
- ・基礎講座:20名程度(通し受講を基本とし、空き状況により単発受講を募集します)
- ・特別講座:各回30名程度
選考はありません。先着順で受け付けます。
受講料
| 区分 | 一般 | 杉並区民割引・障害者割引・U-25 |
|---|---|---|
| 基礎講座 通し受講 (第1~6回。実地研修リハーサル+実地研修を含む) | 3,000円 | 2,500円 |
| 基礎講座 単発受講 (第1~4回) | 1,000円/回 | ー |
| 特別講座 (各回) | 1,000円/回 | ー |
※料金はすべて税込です。
※基礎講座の単発受講は、申込状況により受け付けます。実地研修(第5・6回)のみの受講はできません。
※U-25(25歳以下)の方は、ご受講当日、生年月日記載の身分証明書をお持ちください。
※杉並区民割引(在住・在勤・在学)の方は、ご受講当日に住所記載の証明書をご提示ください。
※障害者割引の方は、ご受講当日、障害者手帳またはミライロIDをお持ちください。基礎講座の単発受講・特別講座には障害者割引料金はございませんが、介助者1名は無料でご受講いただけます。
注意事項
- ・通し受講は、基礎講座(全6回)のお申込みとなります。特別講座の受講をあわせて希望される方は、別途ご予約をお願いします。
- ・実地研修リハーサル(第5回)と実地研修(第6回)は通し受講者のみ、単発でのお申込は受付不可となります。
- ・実地研修の日程は、「座・高円寺 演技アカデミー」修了上演の詳細が決まり次第、複数の日時の中から希望日を伺って決定します。
- ・やむを得ぬ事情により、記載内容・講座情報等に変更が生じる場合がございます。
- ・講座中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきました受講チケットのキャンセル・変更は承れません。
アクセシビリティ
- ・基礎講座・特別講座の全回に、手話通訳とUDトーク(文字表示)が付きます。お申込みは不要です。
- ・UDトークの文字は、会場のモニターまたはご自身の端末でご覧いただけます。
以下に当てはまる方は、チケットのお申込みとは別に、申込フォームからお申込みください。
- ・介助者の同伴を希望される方(介助者1名まで受講料無料。通し受講・単発受講・特別講座のいずれも対象です)
- ・車いすでご参加される方
- ・その他、受講にあたって配慮が必要な方
※フォームの利用が難しい方は、メール(accessibility@syuzgen.com)または電話(03-3223-7500)でも受け付けます。
申込方法
座・高円寺ボックスオフィスでお申込みください。
- ・電話:03-3223-7300(10:00~18:00/月曜定休)
- ・窓口:座・高円寺2Fオフィス(10:00~18:00/月曜定休)
- ・WEB:https://cloud-pass.jp/project/zakoenji
申込期間
<基礎講座>
- ・通し受講:2026年11月3日(火・祝)10:00~11月17日(火)23:59締切
- ・単発受講(第1~4回):11月19日(木)10:00より販売。各回定員に達し次第終了
<特別講座>
- ・2026年11月3日(火・祝)10:00より販売。各回定員に達し次第終了
問合せ先
座・高円寺 アクセシビリティ担当
〒166-0002 杉並区高円寺北2-1-2
TEL:03-3223-7500
MAIL:accessibility@syuzgen.com
主催:座・高円寺(指定管理者:合同会社syuz’gen)
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等機能強化推進事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会