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From座・高円寺 劇場から飛び出すレパートリー!世界をみようは16日から!号 2022年07月02日
例年より早く梅雨が明け、猛暑の日々が続いています。
外で遊んだり、運動したりすることも制限される中ですが、
僕は今、劇場を飛び出して、秋の巡回公演『フランドン農学校の豚』の
事前ワークショップで九州地方を回っています。

「豚を育てる」をキーワードに子どもたちが考えたストーリーは
例えば、スーパーで育てている豚の餌やりタイムが大人気な話、
透明な豚が蝶々になって空を飛ぶ話……。
同じテーマが出発点なのに、一つとして同じ話はありません。
たった45分で、体育館という限られた空間から、
空想の世界に飛び出していってしまう子どもたちの力に驚かされます。
巡回公演は11月。劇場に変身した体育館で、
子どもたちがどんな気持ちで僕たちの芝居を見てくれるのか、
今からとても楽しみです。

『フランドン農学校の豚』の東京の一般公演は9月4日(土)から。
新作『小さな王子さま』は、
『旅とあいつとお姫さま』『ピノッキオ』の演出家
テレーサ・ルドヴィコさんの作品。
チケットはどちらも7月16日(土)からの発売です。
中学生以下の子どもたちは無料です。是非、両方とも観て下さい!

その前に……。
初夏のフェスティバル「世界をみよう!」が今月16日(土)から始まります。
毎年上演している座・高円寺のレパートリー作品『ピン・ポン』は、
この秋、東北地方の小学校への巡回公演を予定しています。
今年はフランス、デンマークの作品も上演!
ぜひご家族でご観劇ください。
詳細はこちらからhttps://za-koenji.jp/detail/index.php?id=2703

(居石)

◆7月の「思考の種まき講座」

演劇を通して世界を知るトークイベント、「思考の種まき講座」。
7月24日(日)は第27回AICT演劇評論賞に西堂行人さんの
『ゆっくりの美学――太田省吾の劇宇宙』が選ばれたことを記念し、
「太田省吾を未来形で受け継ぐ」と題してシンポジウムを開催します。
錬肉工房主宰の演出家、岡本章さん、
エイチエムピー・シアターカンパニー主宰の演出家、笠井友仁さんをお招きし
シアターアーツ編集代表の柴田隆子さんの進行で
太田省吾の劇世界を語り、これからの演劇を考えます。

詳細はこちらからhttp://aict-iatc.jp/

【その他の公演情報】

◆7月6日(水)~10日(日)
香港スケッチ実行委員会『音楽劇 香港スケッチ』

日本語、広東語、英語が入り交じる
香港との国際共同製作ミュージカル!

◆7月16日(土)~31日(日)
あしたの劇場「世界をみよう!」
『ピン・ポン』7月16日(土)~18日(月祝)
『キュビックス』7月22日(金)~24日(日)
『ワォ!』7月28日(木)~31日(日)
『ななふし』7月29日(金)~31日(日)

【チケット情報】

--発売中--

◆8月4日(木)~14日(日)
日本劇作家協会プログラム
カムカムミニキーナ『ときじく~富士山麓鸚鵡鳴 22360679~

◆ 8月18日(木)~21日(日)
イデビアン・クルー『ヘンシン』

--7月16日(土)発売--

◆9月4日(日)〜10月9日(日)
あしたの劇場「劇場へいこう!」一般公演
『フランドン農学校の豚~注文の多いオマケ付き~』
9月4日(日)、10日(土)、17日(土)、18日(日)
『小さな王子さま』
10月1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)

チケット購入についてはこちらからhttps://za-koenji.jp/ticket/index.html


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次回発行日は7月15日(金)の予定です。

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