渡辺美佐子
渡辺美佐子(わたなべ・みさこ) 東京都生まれ。俳優座養成所、劇団新人会を経て、現在はフリーで活躍。演技派女優として定評があり、1982年より上演を続ける井上ひさし作一人芝居『化粧 二幕』では芸術選奨文部大臣賞を受賞。海外でも多く上演され、国際的にも高い評価を得る。最近の主な活動としてTVドラマ『渡る世間は鬼ばかり』、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』『凍える鏡』『歓喜の歌』、舞台『いとこ同志』『鳥瞰図』など。人間的な輝きを増した円熟した演技により、幅広い活動を展開。紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇賞優秀賞受賞。97年紫綬褒章、04年春の叙勲旭日小綬章受章。
座・高円寺のオープニング作品として上演する『化粧 二幕』は、本公演期間中に600回を迎える。
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