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レクチャー
[ダンス]
魅力? 魔力? ピーピング・トムの世界 その3の写真
ダンスビデオ 上映&トーク vol.8

魅力? 魔力? ピーピング・トムの世界 その3

トーク:高橋宏幸、三上さおり
期間2023年01月07日(土)~01月08日(日)
会場カフェ アンリ・ファーブル、けいこ場(地下3階)
申込み開始日2022年11月25日(金)
話題のダンスカンパニーの公演に関連して、ビデオ上映とトークでその作品の魅力にアプローチする座・高円寺の集中企画、第8弾。
作品解説・みどころ
驚愕のテクニックと独創的なスタイルで数々の衝撃作を生み出し、世界中に熱狂的なファンを持つ、ベルギーのダンスカンパニー、ピーピング・トム。
前作『ファーザー』から6年ぶりとなる『マザー』来日公演(世田谷パブリックシアター2月6日~8日)に先駆けて、日本でも上演された最新作を中心に、映像とトークで紹介する贅沢な企画です。

ダンスって、こんなに面白い!

トーク:
高橋宏幸(演劇評論家/桐朋学園芸術短期大学准教授)
三上さおり(世田谷パブリックシアター企画制作担当)


■A■
『サード・アクト』(監督:Lotte Stoops、Mieke Struyve 製作:Savege Film/18年/80分)
 ファミリートリロジー第1弾『ファーザー』、第2弾『マザー』ツアーを追ったドキュメンタリー。ポルトガル、ギリシャ、日本、フィンランド、ベルギー公演での舞台裏、カンパニーメンバーや現地特別キャストの日常を交えて綴られる。時間と空間がランダムに登場する構成は、ピーピング・トムの創作スタイルを想起させる。
<トーク20分>
 休憩20分
『ファーザー』(14年/80分)
 フランク・シャルティエが演出、ガブリエラ・カリーソがドラマトゥルクとして生まれたファミリートリロジーの第1弾。老人ホームを舞台に、そこに暮らす老人たち、そこで働く人々の奇妙な交流が描かれる。オランダNRCハンデルスブラット紙による「最優秀ダンス作品2014」選出。バルセロナ批評家賞「最優秀海外ダンス作品賞」受賞。ベルギー、オランダ地域で最も注目された作品をセレクトする「シアターフェスティバル2015」選出。

■B■
『トリプティック』(20年/125分)
 ピーピング・トムがNDT1のために振り付けた3つの小作品を、新たにカンパニーオリジナル版として再構築した長編ダンス作品。ガブリエラ・カリーソ振付『The Missing Door』(13)、フランク・シャルティエ振付『The Lost Room』(15)、『The Hidden Floor』(17)が転換シーンも交えながらひとつのステージに展開していくさまなど、ピーピング・トムならではの演出も見どころ。第70回エジンバラ・フェスティバル「ヘラルドエンジェル賞」受賞(『The Missing Door』*)。スワン賞「最優秀ダンス作品賞2016」受賞(『The Lost Room』)。
ベオグラード・ダンスフェスティバル「JovanĆirilov賞」(22)、『ダンツァ&ダンツァ・マガジン』(伊)の選ぶ「最優秀現代舞台芸術2021in イタリア」受賞(『Triptych』)
<トーク20分>

■C■
『ヴァンデンブランデン通り32番地』(09年/80分)
 今村昌平監督『楢山節考』(83)から着想を得たという本作は、雪深い最果ての地に流れついた人々の謎めいた人間関係、行き場のない不安や恐怖、歪んだ愛の形が描かれる。ブラジル ギア・フォーリャ誌による「最優秀ダンス作品2013」選出。イギリス ローレンス・オリヴィエ賞2015「最優秀ダンス作品賞」受賞。
<トーク20分>
主催:NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺
協力:世田谷パブリックシアター
スケジュール
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日時01/02
(月)
01/03
(火)
01/04
(水)
01/05
(木)
01/06
(金)
01/07
()
01/08
()
15:00
18:00
19:00
【ピーピング・トム/Peeping Tom】
ベルギーを代表するダンスカンパニーLes Ballets C. de la B.の中心メンバーとして活躍してきたガブリエラ・カリーソと、フランク・シャルティエによって2000年に結成。未知なるダンスの創造を目指してカンパニーを「ピーピング・トム=覗き屋」と命名。
ダンサー、俳優、オペラ歌手ら、ジャンルも国籍も、世代すらも多様なアーティストたちが生みだす驚異のパフォーマンスは、伝説の舞台としてダンス史にその名を刻み、次代のピナ・バウシュと称されてきた。人間技とは信じがたいオリジナルなムーブメント、他の追従を許さない独創的なスタイルから、全世界の熱狂的な支持を集めている。現代社会の抱える闇へと果敢に切り込み、最も過酷な場面でさえ、美しさとユーモア、愛に満ちたエモーショナルなステージとして名高い。

ネザーランド・ダンス・シアターやリヨン・オペラ座、ヨーテボリ・バレエ、マルセイユ・バレエなどへの作品提供や、近作にヘンリー・パーセルのオペラ『ディドとエネアス』(21年)の演出や、NDTに振付た『Triptych』(20年)のカンパニーオリジナル版のパリ・オペラ座公演など幅広く活躍。2015年には英・ローレンス・オリヴィエ賞「最優秀ダンス作品賞」(『ヴァンデンブランデン通り32番地』)を受賞し、“見逃してはならないカンパニー”の上位に名を連ねる。
チケット情報
入場料金
※お申込みフォーム又は電話(03-3223-7500)で、お申込みください。
※Aプロ、Cプロのみカフェで1オーダーをお願いします。

※Aプロ、Bプロの受付は終了しました。
お問合せ
来日公演については世田谷パブリックシアターHPへ
https://setagaya-pt.jp/performances/202302moeder.html
上映会についてのお問合せ:座・高円寺 03-3223-7500 
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