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レクチャー
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思考の種まき講座

劇場ではなそう!
期間2025年07月26日(土)~08月31日(日)
会場回によって異なります
申込み開始日2021年05月01日(土)
劇場と演劇と私たちの生活。そのつながりを、語って広げるおしゃべり講座。様々なテーマでお届けします。
スマホから目を離して、ぐるりと周りを見渡せば
              日常は無限の驚きに満ちている!
作品解説・みどころ
【カフェ・トーク】

○情報が整い次第おしらせします。


【思考の種まき講座】
演劇は何をみているのだろう?
新しい戯曲が生まれる理由、いにしえの戯曲が今も上演される理由。
国際演劇評論家協会(AICT)日本センターのみなさんの協力で始まった、演劇から世界を考える講座です。
公演をきっかけに、専門家の知をきっかけに(劇カフェ)、作り手の声をきっかけに(演劇フォーラム)、舞台芸術の楽しさが無限に広がりますように。

◎7月26日(土)16時~18時
「唐十郎ルネサンスとゼロ年代の社会と文化」

1997年、横浜国立大学に「密航」した唐十郎は、教室の黒板をぶち破り、巨大サンダルに乗って勢いよく聴衆の前に飛び出し、こう言ったという。「あっ、路地を抜けると、そこは教室だった!」2000年前後、唐に限らず、いわゆる「アングラ演劇の旗手」とされた演劇人たちが大学で教鞭をとりはじめていた。横国で唐に薫陶を受けた中野敦之は後に劇団唐ゼミ☆を結成し、現在でも青テントで唐作品を上演している。かく言うわたしも東京学芸大学で佐藤信と出会っている。
2000年代、唐は『泥人魚』で演劇各賞を受賞、教鞭をとっていた近畿大学では唐十郎フェスティバルが開かれ、先の唐ゼミ☆が結成されるなど、唐十郎ブームが起き、それは「唐十郎ルネサンス」とも言われた。一方で当時の社会は9・11に象徴される、グローバリズムの限界の露呈やリーマンショック、小泉政権による雇用の不安定化など、経済的にさらに厳しい状況に陥っていった。当時の観客たち、特にロストジェネレーションと呼ばれ、「教室」で唐をはじめとするアングラ演劇と出会った若者たちは、一体アングラの、そして唐十郎の何にこころを揺さぶられたのだろうか。今回の講座では唐十郎の劇世界についてゼロ年代の社会と文化とともに考え、唐ワールドの世代を超えた魅力にせまってみたい。

【講師】梅山いつき(うめやま・いつき)
演劇研究者。東奔西走して劇場をめぐる放浪評論家。1981年新潟県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学演劇博物館で小劇場演劇の作家や水族館劇場等、野外劇に関する企画展を手がけ、現在、近畿大学准教授。アングラ演劇をめぐる研究や、野外演劇集団にスポットを当てたフィールドワークを展開している。著書に『佐藤信と「運動」の演劇』(作品社、第26回AICT演劇評論賞受賞)、『アングラ演劇論』(作品社、第18回AICT演劇評論賞受賞)、『60年代演劇再考』(岡室美奈子との共編著、水声社)など。
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場所:座・高円寺 地下3階けいこ場
参加費:各回500円(AICT会員・学生=無料)
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◎次回の「思考の種まき講座」は、8月31日(日)に開催します。
企画・製作
国際演劇評論家協会(AICT)日本センター
NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺
スケジュール
日時07/21
(月)
07/22
(火)
07/23
(水)
07/24
(木)
07/25
(金)
07/26
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07/27
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16:00
17:00
日時07/28
(月)
07/29
(火)
07/30
(水)
07/31
(木)
08/01
(金)
08/02
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08/03
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16:00
17:00
日時08/04
(月)
08/05
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08/07
(木)
08/08
(金)
08/09
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08/10
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16:00
17:00
日時08/11
(月)
08/12
(火)
08/13
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(木)
08/15
(金)
08/16
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日時08/18
(月)
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(火)
08/20
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(木)
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(金)
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日時08/25
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16:00
17:00
○=カフェ・トーク@カフェ・アンリ・ファーブル

◎=思考の種まき講座@けいこ場
チケット情報
入場料金
※プログラムによって参加料が異なります。
それぞれの情報でお確かめください。

※参加日の2日前までに申込フォームでお申込みください。前日・当日は、直接劇場までお問合せください。定員に達した場合は、キャンセル待ちとなります。
お問合せ
AICT日本センター
http://aict-iatc.jp/
座・高円寺
03-3223-7500 
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