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レクチャー
思考の種まき講座の写真

思考の種まき講座

劇場ではなそう!
期間2024年10月26日(土)~11月23日(土)
会場回によって異なります
申込み開始日2021年05月01日(土)
劇場と演劇と私たちの生活。そのつながりを、語って広げるおしゃべり講座。様々なテーマでお届けします。
スマホから目を離して、ぐるりと周りを見渡せば
              日常は無限の驚きに満ちている!
作品解説・みどころ
【カフェ・トーク】

○情報が整い次第おしらせします。


【思考の種まき講座】
演劇は何をみているのだろう?
新しい戯曲が生まれる理由、いにしえの戯曲が今も上演される理由。
国際演劇評論家協会(AICT)日本センターのみなさんの協力で始まった、演劇から世界を考える講座です。
公演をきっかけに、専門家の知をきっかけに(劇カフェ)、作り手の声をきっかけに(演劇フォーラム)、舞台芸術の楽しさが無限に広がりますように。

◎10月26日(土)16時~18時
思考の種まき講座36
「その人らしさ・私らしさと出会う
 ―演劇と社会包摂(ソーシャル・インクルージョン)」

文化芸術基本法の「基本理念」の中に、次のような条項があります。
「文化芸術に関する施策の推進に当たっては、文化芸術を創造し、享受することが人々の生まれながらの権利であることに鑑み、国民がその年齢、障害の有無、経済的な状況又は居住する地域にかかわらず等しく、文化芸術を鑑賞し、これに参加し、又はこれを創造することができるような環境の整備が図られなければならない。」
これを演劇で考えると、演劇を鑑賞し、参加し、創造する機会を得ることは、
あらゆる人々にとっての権利ということになるのではないでしょうか。

今回の講座では、シニア演劇や障がいのある俳優との作品づくりを行っている
倉品淳子さんに、実際の創作現場での体験を踏まえてお話いただきます。
演劇を通じて、その人らしさ/自分らしさと出会うことが、
少しずつ社会を変えていくことになるのではないでしょうか?
皆さんと一緒に考えたいと思います。

【講師】倉品淳子
元山の手事情社劇団員。綾瀬シニア劇団プロジェクトリーダー。
クロスジャンルバンド”門限ズ”メンバー。
認定NPO法人ニコちゃんの会にて身体に障がいのある俳優との創作など、
バラエティあふれる人たちとのアート活動を探求中。
演出に「BUNNA」(奈良県障害者芸術祭招聘作品)、大阪府障がい者舞台芸術オープンカレッジ2019演劇公演「独創*かちかち山」など。

・劇団山の手事情社HP
https://www.yamanote-j.org/
・門限ズHP
https://mongens.wixsite.com/mongens



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場所:座・高円寺 地下3階けいこ場
参加費:各回500円(AICT会員・学生=無料)
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◎〈思考の種まき講座37〉予告
11月23日(土)16時半~18時半
「演劇と(越境)文化
ギュンター・ヘーグ氏(『越境文化演劇』著者)が語る」

演劇の国際交流が進むにつれて、演劇をどのような文化論で捉えることが現代社会と演劇の実情に見合うものかについて議論が行われてきました。広く知られるのは相互文化論ですが、これは20年ほど前から批判されており、それを踏まえた演劇文化論が展開されています。この議論に新たに一石を投じたのがドイツの演劇学者ギュンター・ヘーグ氏の『越境文化演劇』(原著2017年)です。
ここで言われる越境文化とは、自文化を超えるようにして異文化を理解するのではなく、私たちの価値観を乗り越える可能性を模索するというものです。

『越境文化演劇』ではこの考え方と、日本の現代演劇を含めた事例が述べられていますが、このたび同書の日本語版が三元社より出版されます。
講座では著者のヘーグ氏に本書の一部を朗読していただき、演劇と文化について参加者と議論します。参加者には朗読箇所の邦訳をコピーでご用意します。また通訳を通じて参加者が日本語で質問や議論を行えるようにします。

【講師】ギュンター・ヘーグ
演劇学・音楽劇研究。ナチス時代の内的亡命文学に関する研究で博士号取得後、1998年に18世紀ヨーロッパ演劇研究で教授資格を取得、2000年からライプツィヒ大学演劇研究所教授・所長を2017年まで務め、演劇と歴史、演劇と越境文化研究などのプロジェクトで国際的な研究を推進した。また同大学演劇センター所長、国際ブレヒト学会副会長などを歴任した。
主な著作:『自然らしさのファンタスマ―18世紀演劇の身体、言語、像』(Nexus/Stroemfeld, 2000)、『歴史を再演する―演劇と歴史』(共編著、Theater der Zeit, 2014)、『オペラ―異他の情念』(編著、Theater der Zeit, 2021)。2017年刊の著作『越境文化演劇』は、2023年Routledge社より英訳版が、2024年10月下旬、三元社より邦訳が出版される。

【司会】平田栄一郎(ドイツ演劇・演劇学/慶應義塾大学文学部教授)
企画・製作
国際演劇評論家協会(AICT)日本センター
NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺
スケジュール
日時10/21
(月)
10/22
(火)
10/23
(水)
10/24
(木)
10/25
(金)
10/26
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10/27
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16:00
16:30
日時10/28
(月)
10/29
(火)
10/30
(水)
10/31
(木)
11/01
(金)
11/02
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11/03
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16:00
16:30
日時11/04
(月)
11/05
(火)
11/06
(水)
11/07
(木)
11/08
(金)
11/09
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11/10
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16:00
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日時11/11
(月)
11/12
(火)
11/13
(水)
11/14
(木)
11/15
(金)
11/16
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11/17
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16:00
16:30
日時11/18
(月)
11/19
(火)
11/20
(水)
11/21
(木)
11/22
(金)
11/23
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16:00
16:30
○=カフェ・トーク@カフェ・アンリ・ファーブル

◎=思考の種まき講座@けいこ場
チケット情報
入場料金
※プログラムによって参加料が異なります。
それぞれの情報でお確かめください。

※参加日の2日前までに申込フォームでお申込みください。前日・当日は、直接劇場までお問合せください。定員に達した場合は、キャンセル待ちとなります。
お問合せ
AICT日本センター
http://aict-iatc.jp/
座・高円寺
03-3223-7500 
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