2011年3月、東日本大震災後、福島第一原発から数キロ以内の場所にいた、酒造に携わる家族たち。
彼らは帰還困難区域となった蔵から、離れるしかない。試行錯誤の日々が始まる。
シアトルに移住し、新しい酒蔵を建造する困難な計画に挑む、別な家族への憧れ。
残された者たちもまた、国内であがき苦しみながら、自分たちの現実を乗り越えるため、行動する。
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福島の原発被災地とアメリカを繋ぐ構想であった新作は、コロナ禍ゆえ海外への取材が叶わず、大幅な構想の変更を余儀なくされた。
それでも、それゆえこそ、私たちは舞台という場所で、「現在」に立ち続ける。

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「コロナ禍ゆえ帰郷を禁じられている岡山、
『お召し列車』に続く作品のために取材に行きたかった長島のハンセン病施設は、
感染防止のためうかがうことが出来ない。
通っていた沖縄も、『星の息子』で描いた高江の米軍ヘリパット基地建設強行、
『くじらと見た夢』の舞台・辺野古の膠着状態、
『天使も嘘をつく』で描いた南西諸島への自衛隊配備等、気になって仕方がないが、
やはり緊急事態のため渡島を歓迎されない。
『ハシムラ東郷』以来のアメリカへの関心にも繋がる福島の原発被災地から始まる今年の新作は、コロナ禍ゆえ肝腎のシアトルへの取材が叶わず、大幅な構想の変更を余儀なくされる。
それでも私たちは舞台という場所で「現在」に立ち続ける。
――坂手洋二（座・高円寺フリーマガジン26号）」

日時 11/15 (月) 11/16 (火) 11/17 (水) 11/18 (木) 11/19 (金) 11/20 (土) 11/21 (日) 14:00 − − − − − ☆ ○ 19:00 − − − − ● − −

日時 11/22 (月) 11/23 (火) 11/24 (水) 11/25 (木) 11/26 (金) 11/27 (土) 11/28 (日) 14:00 − ○ ☆ − − ☆ ○ 19:00 ○ − ○ ○ ○ ○ −

作・演出：坂手洋二 照明：竹林功（龍前正夫舞台照明研究所） 音響：島猛（ステージオフィス） 舞台監督：森下紀彦 美術：じょん万次郎 衣裳：小林巨和 擬闘：山村秀勝 演出助手：城田美樹 進行助手：中山美里 文芸助手：清水弥生、久保志乃ぶ 制作：古元道広、加藤七穂、Caco ほか

鴨川てんし  川中健次郎 猪熊恒和   大西孝洋 さとうこうじ 重田千穂子 円城寺あや 鬼頭典子 大浦千佳 中山マリ 樋尾麻衣子 武山尚史 山村秀勝 町田敬介 西村順子 杉山英之（voice） Benjamin Beardsley（video）

入場料金	全席指定　 プレビュー（19日のみ／自由席／限定数）　3,000円(税込) 一般　4,200円(税込) 「なみちけ」ご使用になれます ・・・・・ ペア割（当日不可／7,600円）、U-25（25歳以下、学生／2,000円）、高校生以下（　1,000円）は、燐光群でのみ取り扱い ※開演後はお入り頂きやすい席へのご案内となります。お早めのご来場をお勧めします。 ※未就学のお子様はご入場いただけません。 ※車椅子のままでご観劇をご希望の方のために、車椅子スペースを用意しております（定員あり／要予約）。車椅子の大きさに制限がございますため、お申込みの際にお問合せください。■問合せ先：劇場チケットボックス03-3223-7300 ※障がい者手帳をお持ちの方は、座・高円寺チケットボックスでのご予約に限り、1割引きになります。
チケット販売窓口	座・高円寺チケットボックス（月曜定休） 03-3223-7300（TEL10:00〜18:00／窓口10:00〜19:00） 座・高円寺WEBチケット https://www.e-get.jp/za-koenji/pt/ 燐光群オンラインチケット http://rinkogun.com/Ticket.html ※ご観劇の前々日まで受付。 ※事前精算（手数料はお客様負担）。 ※会員登録（無料）が必要です。 燐光群ご予約（TEL＆当日精算予約フォーム） https://www.quartet-online.net/ticket/satlfksmtk 03-3426-6294
お問合せ	燐光群／（有）グッドフェローズ http://rinkogun.com/ 03-3426-6294