劇場創造アカデミー




劇場で、生きる。
演劇に携わる者にとって必要な力、劇場にかかわるあらゆることを、
プロの存在を実感しつつ総合的に学ぶ、あしたのための演劇学校。

カリキュラムディレクター: 佐藤信 生田萬 木野花   

LinkIcon体験授業を開催します! 2017年8月19日(土)13時「演技基礎」・20日(日)13時「発声基礎」

第一線で活躍する講師陣のもと、講義では、各国各時代の舞台芸術の解説、戯曲読解から同時代的な劇場事情までを含め、演劇を創造的かつ総合的に読み解きます。また、実技では、現代戯曲における役へのアプローチ方法をはじめ、狂言や合気道など伝統的な身体技法から、ダンス、即興演技まで様々な演技手法を学びます。舞台芸術と劇場に関して体系的に学べるカリキュラムになっています。

各コースのゼミ(演技・舞台演出・劇場環境)と必修科目、選択科目の3つで授業が構成されています。劇場業務を体験する「劇場研修」をはじめ、スタジオでのパフォーマンス作品の発表、演劇教育や劇場運営に関する文献講読、ワークショップ現場への参加、地域劇場へのフィールドワークなど、理論と実践をバランス良く学べるカリキュラムになっています。2年間の総括として、全員がキャストやスタッフとして参加する「修了上演」の発表を劇場で行います。

アカデミー年間スケジュール2017.tifクリックすると拡大します。

パフォーマンス概論

パフォーマンス概論  

現代演劇、ダンスなど、パフォーマティヴな芸術活動についての概要を学びます。古代ギリシアのトラゲディア・コメディアから現代演劇までの、さまざまな演劇の実態について、現代演劇の具体的な事例を紹介しつつ分析・解析してゆきます。

担当講師:鴻英良(演劇批評家)
1948年生まれ。2002年から04年までドイツの国際演劇祭ラオコオン(カンプナーゲル、ハンブルグ)の芸術監督を務める。著書に『二十世紀劇場──歴史としての芸術と世界』(朝日新聞社)、訳書にカントール『芸術家よ、くたばれ!』(作品社)など。

担当講師:内野儀(演劇批評家、学習院女子大学教授)
1957年生まれ。日米の現代演劇を中心に、研究批評活動を展開。著書に『メロドラマの逆襲』『メロドラマからパフォーマンスへ』『Crucible Bodies』『「J演劇」の場所』など。

担当講師:佐々木敦(批評家、HEADZ主宰、ゲンロン批評再生塾主任講師)
1964年生まれ。映画、音楽、文学、演劇などクロスジャンルで批評を展開。著書に『ゴダール原論』『例外小説論』『ニッポンの文学』『批評時空間』『未知との遭遇』『即興の解体/懐胎』『ニッポンの思想』など多数。

伝統演劇論

伝統演劇論  

伝統演劇における劇の発想法や演技、舞台表現などを、映像を多く用いて紹介、分析してゆきます。身体・言葉・思考のふるまいが、日本の現代演劇にいまも生き続けていることに気付くことが授業のねらいとなります。

担当講師:竹森佳史日本芸術論、表象文化論)
授業は、現代の演劇人にも重要である日本の伝統演劇の発想法や構造を学んでもらうとともに、現代演劇に新しい反省をもたらす<演劇の記号学>への一歩となることも視野に入れている。共著書に『文学の言語行為論』など。

劇場概論

劇場概論  

・明治以前の日本の劇場文化の伝統と、明治期に日本が模倣したヨーロッパ劇場文化の伝統とを理解します。(木戸)
・1980年代後半から全国各地に数多く建設された、劇場・ホールの現状を、具体的な事例を見ながら、その変化や特徴、設置目的や施設の構成、機能などを学んでいきます。(伊東)

担当講師:木戸敏郎(元国立劇場演出室長)
古代から現代まで東西の主要な劇場建築を通覧してそこに込められている意味の構造を解読し、劇場構造というハードを演出というソフトに変換するメカニズムについて論じる。

担当講師:伊東正示劇場コンサルタント、建築家)
新国立劇場の設立準備に参加後、1983年シアターワークショップ設立。以降、さいたま芸術劇場、東京国際フォーラム、吉祥寺シアターなどの劇場コンサルティングを行う。

演劇概論

演劇概論  

この「演劇概論」では、基本的に日本の演劇に圧倒的に足りないと思われる、歴史と理論の二つに主眼をおいて行います。ただし、いわゆる事実としての歴史を教科書のように学ぶことは一切しません。その歴史という言説がなぜ、いかに立ち上がっていったのかを、実践へと介入するための理論を構築するために行います。そのために様々なテーマを元に歴史を読み込んでいくこと(たとえば、アジア、革命、アヴァンギャルド、実験、民衆、在日、LGBTなどなど)を予定してます。

担当講師:高橋宏幸(演劇批評家、桐朋学園芸術短期大学常勤講師)
1978年岐阜県生まれ。「図書新聞」、「テアトロ」で連載。評論に「プレ・アンダーグラウンド演劇と60年安保」、「原爆演劇と原発演劇」、「マイノリティの歪な位置――つかこうへい」、「アゴラからアゴーンへ――平田オリザの位置」など多数。

テキスト読解

テキスト読解  

・いくつかの戯曲作品の断片を読み、その面白さ、戯曲の可能性について考えます。写真や映像作品などの課題をきっかけにして、モノローグや会話のせりふを創作し、受講生で読み合わせをし、合評します。(松田)

担当講師:松田正隆劇作家、演出家)
1962年生まれ。『海と日傘』で岸田戯曲賞受賞。青年団、文学座などへ描き下ろし多数。2003年に「マレビトの会」を結成。F/T10で『HIROSHIMA-HAPCHEON』を発表。

ドラマトゥルク論

ドラマトゥルク論  

演出家のパートナーとして、作品作りの根幹を支えるもうひとつの存在であるドラマトゥルクという存在を知り、創造の現場で求められる多種多様な働きの具体的な事例を紹介します。また、模擬的な作品の分析を行います。

担当講師:長島確東京藝術大学講師、翻訳家)
戯曲に特化した翻訳の可能性を探り始め、日本におけるドラマトゥルクの草分けとなる。参加作品に『四谷雑談集+四家の怪談』ほか。著書に『アトレウス家の建て方』。

セノグラフィ論

セノグラフィ論  

セノグラフィ(劇場や舞台の空間構造は、作品の意味に影響することを鑑み、舞台空間を考察すること)を学びます。主にヨーロッパの現代演劇、ダンス、サーカス、大道芸を例にとって、演出とセノグラフィの関係、劇空間が持つ重層的な意味を探ってゆきます。

担当講師:藤井慎太郎早稲田大学文学学術院教授)
1971年生まれ。表象文化論、西洋舞台芸術論が専門。講義では舞台芸術作品と空間の関係について論じる。共著に『演劇学のキーワーズ』など。

映像メディアワークショップ

映像メディアワークショップ  

舞台芸術と映像、デジタルテクノロジーを組み合わることで、どのような演出効果を生み出すのかを、作品の事例を映像で見ながら、映像やテクノロジーを使う演出意図を探ります。メディアとは何か? テクノロジーとは何か? を考えることを通じ、作家性、作品の強度といった普遍的なテーマを追求します。

担当講師:飯名尚人ダンス・アンド・メディア・ジャパン主宰)
映像作家、演出家、ドラマトゥルク、プロデューサーとして幅広く活動。映像作家として佐藤信『The Sprits Play 霊戯』『リア王』、川口隆夫『a perfect life』に参加。ドラマトゥルクとして川口隆夫『大野一雄について』『Touch of the other』に参加。演出家として『ASYL』『熱風』などジャンル横断的作品を演出。メディアテクノロジーとダンスを融合するプロジェクトを推進するためDance and Media Japanを設立。東京造形大学(映画・パフォーマンス)、京都精華大学(ヴィジュアル・シアター・パフォーマンス)、座・高円寺劇場創造アカデミー(演劇のためのヴィジュアル演出)で教える。

舞台美術基礎

舞台美術基礎  

演劇、オペラ、ダンスなどの舞台美術にスポットを当て、舞台空間が出来るまでの舞台美術家の仕事の流れを、作業をとおして説明してゆきます。自分のイメージを絵にすることから始め、台本から読みよったイメージを具体化し、図面や模型を作成し、合評を行います。

担当講師:島次郎(舞台美術家)
小さなアトリエから野外、テント、大中小劇場まで、あらゆる空間の舞台美術を手がける。近年の作品に『ナシャ・クラサ』、『リチャード三世』など。紀伊國屋演劇賞個人賞など受賞多数。

担当講師:堀尾幸男(舞台美術家)
大型商業演劇を中心に作品を展開。多少片寄って仕事をしているが、本人の志は幅狭くして、深い造形を目指すにある。近年の作品に、志村魂『バカ殿様』、明石家さんま出演『七人くらいの兵士』、劇団☆新幹線『髑髏城の七人』など。第24回読売演劇賞・大賞他受賞。

劇場環境論

劇場環境論  

劇場運営・経営に欠かすことのできない環境としての「公共性」を意識することをめざします。ゲストスピーカーによる具体的な現場実践事例の紹介、受講者との質疑等を通じて「知の再編集」を試みてゆきます。

担当講師:中村陽一(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科委員長・教授、社会デザイン研究所所長。80年代半ばより現場と往復しつつNPOや社会的企業、社会デザインの実践的研究、基盤整備、政策提言に取り組む。文化庁事業「公共劇場スタッフのための社会デザイン力養成講座」統括。

特別講義

特別講義  

劇場運営、演出、俳優など、それぞれの分野におけるスペシャリストを講師に招き、講義を行います。実際の仕事を見聞きすることで、その分野への見識を深めます。

担当講師(2011、2012、2015、2016):ルドヴィコ, テレーサ(劇作家、演出家)
テアトロ・キズメット(イタリア)を中心に活動。子どもたちとのワークショップにも積極的に取り組む。『にんぎょひめ』『雪の女王』など日本での共同製作公演も行っている。

演技基礎Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

演技基礎Ⅰ  

俳優の演技の基本を、テキスト(他者の言葉)を第三者(観客)に伝えることと捉え、そのための方法論、基礎技術の習得を目指します。

演技基礎Ⅱ  

テキストの読み方、セリフを覚えることから「役」を生きることへのジャンプ法を体験しつつ、セリフの呪縛から「からだ」が解き放たれる至福の瞬間を発見することが目標です。

演技基礎Ⅲ  

テキストを選び、一本の芝居あるいはいくつかのシーンを立ち上げ、最終日には上演スタイルでの発表を目指す。

〔Ⅰ〕担当講師:佐藤信劇作家、演出家)
1970年に「黒色テント68/71(現、劇団黒テント)」の結成に加わり、作・演出として、全国120都市におよぶテント劇場による移動公演を行う。「座・高円寺」芸術監督。個人劇団「鴎座」主宰。

〔Ⅱ〕担当講師:生田萬(劇作家、演出家)
1981年に「ブリキの自発団」を結成。「小劇場ブーム」の中心劇団のひとつとして高い評価を得、銀粉蝶、片桐はいりなどを輩出する。代表作に『夜の子供』など。TBS「世界遺産」構成作家、キラリ☆ふじみ芸術監督などを歴任。

〔Ⅲ〕担当講師:西沢栄治(演出家)
JAM SESSION主宰。ギリシャ劇やシェイクスピア、歌舞伎などの古典を中心に、演劇の面白さをまっすぐに描く心意気で活動中。代表作に「女の平和」「わが町」「四谷怪談」「ヴェローナの二紳士」など。

狂言

狂言   

「立つ」「座る」「扇を開く、閉じる」「足の運び」などの狂言の基本的な所作を、初歩的な小舞や短い狂言の稽古を通じて身につけ、能舞台の成り立ち、舞台上での身体の在り方を学びます。

担当講師:山本東次郎狂言師)
1937年生まれ。大蔵流・故三世山本東次郎則重の長男。武家式楽の流れを汲む山本会を主宰。芸術選奨文部大臣賞、日本芸術院賞、紫綬褒章などを受賞。重要無形文化財総合指定保持者(人間国宝)。

ワークショップ・ファシリテーション

ワークショップ・ファシリテーション/演劇教育入門   

演劇ワークショップのファシリテーション(進行)について、理論、実際の両面から学びます。インプロの創始者の一人、キース・ジョンストンの方法論を、さまざまなゲームやアクティビティーを通して学んでいきます。

担当講師:高尾隆(演劇教育、即興演劇)
1974年生まれ。東京学芸大学准教授。インプロ(即興演劇)創始者の一人、ジョンストンに学び、即興俳優、ファシリテーターとして活動。

発声基礎Ⅰ・Ⅱ

発声基礎 Ⅰ・Ⅱ  

「腹式呼吸による発声」「歌を楽しんで歌う」「自分で歌を作る」「身体を動かしながら声を出す」を軸に、俳優として、スタッフとして、演劇の現場で起きる多種多様な「声をだす」という機会に対応できるようになることがねらいとなります。

〔Ⅰ〕担当講師:伊藤和美ヴォイストレーナー)
演劇やオペラのスタッフを務める傍ら、06年まで「時々自動」に作曲、パフォーマーとして参加。05年度文化庁派遣在外研修生として1年間渡英。現在、新国立劇場演劇研修所講師。

〔Ⅱ〕担当講師:新田恵ヴォイストレーナー)
国立音楽大学声楽家卒。「歌のお姉さん」として全国の学校でカルメンのメルセデス、マイフェアレディのイライザを演じた。またミサ曲、レクイエム等の宗教音楽、ベートーベンの第九のソリストを務める。スーパーエキセントリックシアター、青年座、東宝芸能、加藤健一事務所等で歌唱指導及び後進の指導にあたる。

身体表現基礎Ⅰ・Ⅱ

身体表現基礎Ⅰ   

パントマイムの動きを元にし、自分から発せられるものと自分の感覚との誤差、また、自分のイメージする動きを再現出来る身体、止まれる身体。それら自由な身体を、探ってゆきます。台詞に頼らない身体の表現を探します。

身体表現基礎Ⅱ   

前期ではヨガ、ピラテスを取り込んだストレッチなどの動きを通して筋肉、関節などの自覚を高めていきます。また、自然運動を主にした運動を通して、自身の身体性を自覚し、身体を調整する能力、制御する能力、そして空間知覚能力などを高めます。中期では身体の出会いから生まれるコンタクトインプロビゼーションやその周辺から生まれたリリーステクニックと即興舞踊の実践を行います。

〔Ⅰ〕担当講師:小野寺修二演出家、振付家、カンパニーデラシネラ主宰
1995年パフォーマンスシアター「水と油」を結成。全作品の構成演出に関わる。2008年から「カンパニーデラシネラ」を主宰。振付家・パフォーマーとして活動の場を広げている。

〔Ⅱ〕担当講師:竹屋啓子(ダンサー、振付家、ダンス01主宰)
マーサー・グラハムカンパニーのメンバーとして活動後、日本のモダンダンス界のリーダーの一人として活躍。ダンス東風企画(1989〜2001)としてアジアの芸術家との共同創作、両国上演を行う。その他海外公演多数。芸術選奨文部大臣新人賞など受賞。

身体運動基礎(合気道)

身体運動基礎(合気道)   

仕手(技を掛ける)と受け(技を受ける)を通して基本動作を稽古します。円滑な身体運動能力とともに、心が肉体を支配するということ、自己を律すること、相手に向き合う精神を学びます。

担当講師:清水健太天道流合気道天道館道場長)
管長である清水健二は合気道創始者植芝盛平氏の内弟子として修行した後、1969年に独立。1982年より天道流合気道を創設した。後進の育成・指導にあたるとともに、ドイツをはじめ海外でも合気道の普及につとめる。

劇場技術論基礎Ⅰ〔照明〕・Ⅱ〔音響〕

劇場技術論基礎Ⅰ〔照明〕   

照明に関する基礎的な知識はもちろんのこと、「光」についての基本的な知識を学びます。劇場構造における照明システム、照明デザインなどを、実際の機材を使った実演と、具体的な事例を交えながらの講義で紹介、分析してゆきます。

劇場技術論基礎Ⅱ〔音響〕   

音と聴覚の関係や、音の特性や効果についての知識を学びます。具体的な資料や、実際に音を聞いたり、音を出したりすることで、表現と技術の両面から舞台音響を考察します。同時性・空間性・実演性などの舞台音響の特質を考えることも講義の目的となります。

〔Ⅰ・照明〕担当講師:齋藤茂男(照明家、LDC−J会員)
演出家の佐藤信や串田和美、白井晃等との仕事多数。修了上演には第1期生から携わる。主な作品に「リア」(佐藤信)、「マハゴニー市の興亡」(白井晃)、「メトロポリス」(串田和美)な どがある。今回はライティング・デザイナース・クラブ・オブ・ジャパンの一員として講師に参加。

〔Ⅰ・照明〕担当講師:服部基(照明家、LDC−J会員)
こまつ座をはじめ演劇、ミュージカル、オペラ、能とひろく舞台照明をてがける。ライティング デザイナース クラブ オブ ジャパンの一員として講師に参加。

〔Ⅱ・音響〕担当講師:渡邉邦男(舞台音響)
ミュージカルからオペラ・バレエまで、幅広い分野での音響プランを手がけると共に、舞台音響家の育成にも力を注いでいる。主な作品に「エリザベート」「三文オペラ」「十九歳のジェイコブ」「軍人たち」「しらゆき姫」等。新国立劇場音響課長。日本舞台音響家協会理事長。

〔Ⅱ・音響〕担当講師:藤田赤目(舞台音響)
名古屋市出身。北村想、竹内銃一郎、生田萬、岩松了、鄭義信、渡辺えり、松尾スズキら、現代演劇の音響プランの仕事が多い。桜美林大学芸術文化学群非常勤講師。日本舞台音響家協会理事。

DSCN0309.JPG演技基礎ⅠDSCN0109.JPG演技基礎ⅡDSCN8941.JPG演技基礎ⅢDSCN6372.JPG発声基礎ⅠDSCN7814.JPG身体表現基礎Ⅰ
DSCN1001.JPG身体表現基礎ⅡDSCN0240.JPG映像メディアワークショップDSCN0639.JPG映像メディアワークショップ004.JPG合気道1年目実技 狂言2.JPG狂言
DSCN4379.JPG劇場環境論DSCN1619.JPG劇場技術論基礎Ⅰ(照明)DSCN9525.JPG劇場技術論基礎Ⅱ(音響)DSCN1944.JPGテキスト読解⑧WSF.JPGワークショップ・ファシリテーション
DSCN0879.JPG劇場概論DSCN1311.JPG舞台美術基礎鼎談2016.JPGパフォーマンス概論鼎談3 特別講義.JPG特別講義 特別講義DSCN0045.JPG後期成果発表・7期生

演技ゼミ・舞台演出ゼミ

演技ゼミ  (演技コース必修)

自主稽古の成果を講師が見て、アドバイスをする形で授業が進行します。講師との対話を通じて受講生が演技に対する考え方を身につけることがひとつの目的となっています。1年目「演技基礎」の授業をベースに、稽古の在り方、演技の説得力の在り処などを学び、小パフォーマンスや修了上演に向けてのテキストの読み稽古をおこないます。

舞台演出ゼミ   (舞台演出コース必修)

テキストの読解、セノグラフィの構築、衣裳と照明のプラン、キャスティング、稽古日程の組み方など、演出を行う際に必要となる作業についての考え方を、具体的な作品をもとに学びます。実際に演出プランを立案し、演技ゼミ生と共同で小パフォーマンスを発表します。

担当講師:佐藤信(劇作家、演出家)
1970年に「黒色テント68/71(現、劇団黒テント)」の結成に加わり、作・演出として、全国120都市におよぶテント劇場による移動公演を行う。「座・高円寺」芸術監督。個人劇団「鴎座」主宰。

担当講師:生田萬(劇作家、演出家)
1981年に「ブリキの自発団」を結成。「小劇場ブーム」の中心劇団のひとつとして高い評価を得、銀粉蝶、片桐はいりなどを輩出する。代表作に『夜の子供』など。TBS「世界遺産」構成作家、キラリ☆ふじみ芸術監督などを歴任。

担当講師:松本修(演出家、俳優)
1955年、札幌市生まれ。文学座の俳優を経て、89年に演劇集団MODEを設立。チェーホフ、ベケット、ワイルダー等の海外戯曲を独自のワークショップで再読・再構成し上演。2000年代はカフカの小説を多数舞台化している。

劇場環境ゼミ

劇場環境ゼミ   (劇場環境コース必修)

前期は非営利組織のマネジメントに関する文献講読を軸に、発表とディスカッションを行うとともに、劇場法など劇場環境をめぐるトピックについて討議し、提言をまとめます。中期は、座・高円寺の事業を手がかりに、劇場運営や公演企画について実務に沿って公共劇場の在り方について学び、修了上演の制作準備に取り組みます。

担当講師:高宮知数(マーケティング・プロデューサー)
広告代理店のマーケティング部門、シアターアプルの劇場プロデューサーを経て独立。立教大学大学院兼任講師、久留米シティプラザオープニングディレクター。

担当講師:石井惠(座・高円寺 企画・制作チーフ)

担当講師:森直子(座・高円寺 企画・広報

演技演習

演技演習   

演技基礎に引き続き、受講生が選んだ脚本・キャスティングを元に、試演会という形で観客の前で演じる事を最終目標とします。脚本の読み方、役へのアプローチ、台詞と即興する身体の解放と集中から舞台稽古まで、実践的なレッスンを目ざします。

また、この授業では舞台演出コースと劇場環境コースのメンバーが演出部として参加します。スタッフワーク(場の進行の管理、台本作成、音響の簡易プランづくり、明かりづくり、オペレーションなど)の具体的な作業プロセスに立ち会いつつ、より具体的な作品作りの現場を学びます。

担当講師:木野花(俳優、演出家)
1974年に女性だけの劇団「青い鳥」を結成。80年代の小劇場ブームの旗手的な存在となる。同劇団を退団後は、女優・演出家として活躍する一方、若手俳優の育成にも力を注いでいる。

身体表現演習Ⅰ・Ⅱ

身体表現演習Ⅰ   

1年次に引き続き、ヨガ、ピラテスを取り込んだストレッチなどの動きを通して、呼吸や筋肉、関節のはたらきを学び、ケガの少ない持続力のある身体づくりを行います。また、各自が選んだ詩の言葉をモチーフに、ソロ、ペアで作品づくりに取り組みます。

身体表現演習Ⅱ   

1年次に引き続き、パントマイムの動きを元にし、自分のイメージする動きを再現出来る身体、止まれる身体、自由な身体を、探ってゆきます。台詞に頼らない身体の表現を探しながら、授業の最後にスタジオパフォーマンスを行います。

〔Ⅰ〕担当講師:竹屋啓子(ダンサー、振付家、ダンス01主宰)
マーサー・グラハムカンパニーのメンバーとして活動後、日本のモダンダンス界のリーダーの一人として活躍。ダンス東風企画(1989〜2001)としてアジアの芸術家との共同創作、両国上演を行う。その他海外公演多数。芸術選奨文部大臣新人賞など受賞。

〔Ⅱ〕担当講師:小野寺修二演出家、振付家)
1995年パフォーマンスシアター「水と油」を結成。全作品の構成演出に関わる。2008年から「カンパニーデラシネラ」を主宰。振付家・パフォーマーとして活動の場を広げている。

発声・歌唱

発声・歌唱  

発声の基礎を培った1年次に引き続き、2年次はミュージカルの楽曲の歌唱に取り組みます。俳優として歌うことにポイントを置き、聴かせることよりも伝えることを、言葉にいかに表現を与えられるかを目標としたプログラムを行います。ソロ、デュエットなどに分かれパート練習を反復し、最終的には小作品の発表を行います。

担当講師:伊藤和美(ヴォイストレーナー)
演劇やオペラのスタッフを務める傍ら、06年まで「時々自動」に作曲、パフォーマーとして参加。05年度文化庁派遣在外研修生として1年間渡英。現在、新国立劇場演劇研修所講師。

演劇教育演習

演劇教育演習   

1年次の「ワークショップ・ファシリテーション」に引き続き、ウォームアップやアイスブレイクのための簡単なゲームをファシリテートすることを学びつつ、演劇ワークショップに関する文献講読、劇場や地域、学校などでのフィールドワークや実習を行う。

担当講師:高尾隆(東京学芸大学准教授)
1974年生まれ。東京学芸大学准教授。インプロ(即興演劇)創始者の一人、ジョンストンに学び、即興俳優、ファシリテーターとして活動。

劇場環境実践論

劇場環境実践論   

今後の公共劇場の運営を考える際に欠かすことのできない“公共性”という概念に焦点を当てた授業を展開します。公共性が展開する場となる“公共圏”の新たな担い手として現代社会に登場した社会的諸組織(NPO/NGO、ボランタリーな市民組織など)に着目し、それらを含み込んだ地域社会のなかで、劇場という場が持つ意味と可能性、課題を考察します。

担当講師:中村陽一(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科委員長・教授、社会デザイン研究所所長。80年代半ばより現場と往復しつつNPOや社会的企業、社会デザインの実践的研究、基盤整備、政策提言に取り組む。文化庁事業「公共劇場スタッフのための社会デザイン力養成講座」統括。

テキスト研究

テキスト研究   

ドラマトゥルクの視点から、現代演劇におけるテキスト(戯曲/台本)の役割について考えます。具体的なテキストをもとに、企画・コンセプトの立案から、リサーチ、テキストレジ、配役、美術プランに至るまで、演技とテキストの関係に焦点を当てながら検証し、作品の可能性を探求します。

担当講師:長島確東京藝術大学講師、翻訳家)
戯曲に特化した翻訳の可能性を探り始め、日本におけるドラマトゥルクの草分けとなる。参加作品に『四谷雑談集+四家の怪談』ほか。著書に『アトレウス家の建て方』。

企画プレゼンテーション・ディスカッション

企画プレゼンテーション・ディスカッション 

公共劇場を軸に演劇活動を展開する上で、地域社会、行政、企業といった考え方の異なる人や組織との共同作業は必要不可欠なものとなります。共同作業を行うにあたって前提となる基本的な技能などを習得することを目的に、スピーチ、批判的思考、ディスカッション、リサーチなどを学び、最終的には企画のプレゼンテーションを行います。

担当講師:高尾隆(演劇教育、即興演劇)
1974年生まれ。東京学芸大学准教授。インプロ(即興演劇)創始者の一人、ジョンストンに学び、即興俳優、ファシリテーターとして活動。

担当講師:高宮知数(マーケティング・プロデューサー)
広告代理店のマーケティング部門、シアターアプルの劇場プロデューサーを経て独立。立教大学大学院兼任講師、久留米シティプラザオープニングディレクター。

劇場研修A・B

劇場研修A〔運営系〕 

劇場活動への理解度を深めるとともに、劇場人としての適性を見極めるための研修。制作や広報といった企画・運営業務の補助や、劇場で行われる主催事業・関連事業について発生する作業を経験することで、劇場の全体的な在り方を学びます。

劇場研修B〔技術系〕 

技術スタッフの日常的な動きに同伴しながら、機構・照明・音響の業務補助として適宜携わります。主催・提携公演時における道具類の搬出入、照明・音響の吊り込みなど仕込み・ばらし作業の立会い、貸館公演への対応、備品や機材の整理・点検などの管理業務を学びます。

DSCN8764.JPG演技演習DSCN8940.JPG演技演習DSCN9882.JPG発声・歌唱DSCN5990.JPG身体表現演習Ⅰ身体表現演習Ⅱ.JPG身体表現演習Ⅱ
DSCN6318.JPG演技ゼミDSCN0407.JPG演技・舞台演出合同ゼミDSCN5951.JPG演劇教育DSCN0377.JPG劇場環境実践論DSCN2794.JPG劇場環境実践論
⑦テキスト研究.JPGテキスト研究DSCN9781.JPG企画プレゼンテーション・ディスカッションDSCN7454.JPG劇場研修B (運営系)DSCN1002.JPG修了上演 試演会sensou1.JPG修了上演 稽古

3 リトル.JPG高円寺びっくり大道芸 装飾びっくり大道芸2015.JPG高円寺びっくり大道芸リトル高円寺2016.JPGみんなのリトル高円寺IMGP0404.JPG劇場前での市場「座の市」3 座の市.JPG劇場前での市場「座の市」
ハロウイン.jpgハロウィン15.JPG高円寺演芸まつり sagyoba.JPG作業場での道具制作3 ラウンジ.JPG B3Fラウンジ(休憩スペース)DSCN3557.JPGB3Fラウンジ(休憩スペース)

アカデミーの1週間.jpg

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