公共劇場の中にある演劇学校
演劇に携わる者にとって必要な力、劇場にかかわるあらゆることを、
プロの存在を実感しつつ総合的に学ぶ、あしたのための演劇学校。

現状に満足せず、演劇を通じて、社会の今日的な課題と向き合う。

 
img20221214161553903905.jpg 修了生上演『ポルノグラフィ』©梁丞佑 dscn0760.jpg img20220707145327829427.jpg img20220701125325454622.jpg dscn3731.jpg dscn3683.jpg
 
「劇場創造アカデミー」は座・高円寺が開設している俳優、演出家、劇場スタッフなど劇場人の育成を目的とした演劇学校です。
公共劇場として地域と結びついたユニークな活動を展開する座・高円寺の活動に触れながら、演劇について、劇場について総合的に学びます。
2年間の研修期間のうち、1年目はコースに関わらず同一のカリキュラムを行い、2年目は「演技コース」「舞台演出コース」「劇場環境コース」の3つのコースで個別指導を中心としたより専門的なカリキュラムを実施します。
次世代の劇場人としての視座を養い、東京に限らない日本の各地で、劇場・演劇の専門家として創造性を発揮できる人を育てていきます。

 
○演  技コース〔2年制/俳優、ワークショップ・リーダーとしてのちからを培う〕
○舞台演出コース〔2年制/演出、ドラマトゥルク、舞台美術、劇場技術について学ぶ〕
○劇場環境コース〔2年制/制作、劇場運営、地域社会と舞台芸術の相互活性化について学ぶ〕
              *2024年度は講義のみコースの募集はございません
 
研修期間 2年間/週5日 1日2コマ 月曜日~金曜日の10時~12時、13時~15時
     ※夏季・冬季・春季休暇期間あり
     ※授業課題の自主稽古が平日15時~18時に行われる場合があります。
     ※毎週木曜日の午後は、HRや生徒による自主イベント用に解放予定。
 
場  所 座・高円寺 地下3階 けいこ場2、3
 

クリックすると拡大します。


*上記の表は2023年度のカリキュラムとなります。
 

◎受講生特典
・座・高円寺の主催・提携公演の舞台稽古(ゲネプロ)または本公演(年間30作品程度)を無料で観劇することができます(レポート提出あり)。
 
・日本劇作家協会が主催する「戯曲セミナー」(年30回程度)に、聴講生として参加することができます(アカデミー1年目対象、人数限定、添削授業への参加は不可。参加者は運営の手伝いもします)。
※特殊な事情による変更、オンライン授業になった場合はこの限りではありませんので、ご了承ください。
 
・修了後も学び直しをしたい時は、アカデミーの授業を単科受講することができます(有料)。
※受講できる科目については予め相談が必要です。

 
 

高円寺びっくり大道芸

高円寺びっくり大道芸

みんなのリトル高円寺

劇場前での市場「座の市」

劇場前での市場「座の市」

ハロウィン

高円寺演芸まつり

作業場で道具制作


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  

▼全日・2年制
演技コース〔俳優・パフォーマーとしての力を培う〕

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俳優、ワークショップリーダーの志望者を対象とした演技コースは、他のコースの受講生と共に様々な視点から演技の基礎を学びます。
2年目ではより実践的な演習のカリキュラムを各自が選択して受講し、演技者・表現者として自らが考え行動できる、自立した俳優・パフォーマーとしての能力を身につけます。
 

芸能事務所に所属し俳優として活動するほか、カンパニーへの所属、ワークショップファシリテーターとして活動するなど、演劇の包括的な活動を見据えた展開が望めます。

 

 舞台演出コース〔演出・舞台美術・劇場技術について学ぶ〕

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演出、舞台美術、劇場技術スタッフの志望者を対象とした舞台演出コースは、演技について学ぶとともに、さまざまな作品や演出方法、稽古場のクリエイションについて学びます。
2年目では、自己の演出プランや考えを、実習をとおして他者に伝える能力を養うとともに、演技の演習に演出部として参加することで、ものづくりを支えるスタッフワークを実践することができます。 
 

演出家・劇作家として劇団を立ち上げるするほか、演出助手、舞台監督助手、美術・音響・照明スタッフなど、公演の演出部として幅広く活動できます。

 

劇場環境コース〔制作・劇場運営・地域活動について学ぶ〕

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制作・劇場運営・ドラマトゥルク、地域活動の志望者を対象とした劇場環境コースは、公共劇場に身を置くことで、劇場制作や運営、地域と劇場の関係性について学びます。
2年目では、演技の演習にスタッフとして実践的に関わるほか、地方の劇場へのフィールドワークや、経営理論や劇場法に関する文献講読を通して、社会と演劇の接点、コミュニティデザイン、日本における舞台芸術の意義について考えます。
 

公共劇場や民間ホールの運営への就職が望めます。企画・プロデュースする立場から演劇・舞台芸術を社会にアウトリーチする活動が展開できます。

 

◎受講生特典
・座・高円寺の主催・提携公演の舞台稽古(ゲネプロ)または本公演(年間30作品程度)を無料で観劇することができます(レポート提出あり)。
 
・日本劇作家協会が主催する「戯曲セミナー」(年30回程度)に、聴講生として参加することができます(アカデミー1年目対象、人数限定、添削授業への参加は不可。参加者は運営の手伝いもします)。
※特殊な事情による変更、オンライン授業の場合はこの限りではありませんので、ご了承ください。
 
・修了後も学び直しをしたい時は、アカデミーの授業を単科受講することができます(有料)
※受講できる科目については予め相談が必要です。
 

※カリキュラム・講師は年度によって異なる場合があります。
  
〔基礎課程〕
第一線で活躍する講師陣のもと、講義では、各国各時代の舞台芸術の解説、戯曲読解から同時代的な劇場事情までを含め、演劇を創造的かつ総合的に読み解きます。
実技では、現代戯曲における役へのアプローチ方法をはじめ、狂言や合気道など伝統的な身体技法から、ダンス、即興演技まで様々な演技手法を学びます。舞台芸術と劇場に関して体系的に学べるカリキュラムになっています。
 
 実技科目(2023年度版) 

▼演技基礎Ⅰ  

俳優の演技の基本を、テキスト(他者の言葉)を第三者(観客)に伝えることと捉え、そのための方法論、基礎技術の習得を目指します。
 
担当講師:佐藤信
 

▼演技基礎Ⅱ  

脚本の読み方、役へのアプローチ、台詞と即興する身体の解放と集中から舞台稽古まで、実践的なレッスンを目指します。
 
担当講師:木野花


▼演技演習基礎Ⅰ  

テキストの読み方、セリフを覚えることから「役」を生きることへのジャンプ法を体験しつつ、セリフの呪縛から「からだ」が解き放たれる至福の瞬間を発見することが目標です。
 
担当講師:生田萬
 

▼演技演習基礎Ⅱ  

テキストを選び、一本の芝居あるいはいくつかのシーンを立ち上げ、最終日には上演スタイルでの発表を目指す。小空間で観客の視線にさらされる体験を通して、見せ物としての俳優の身体を獲得する。
 
担当講師:西沢栄治


▼発声基礎 Ⅰ  

「腹式呼吸による発声」「歌を楽しんで歌う」「自分で歌を作る」「身体を動かしながら声を出す」を軸に、俳優として、スタッフとして、演劇の現場で起きる多種多様な「声をだす」という機会に対応できるようになることがねらいとなります。
 
担当講師:伊藤和美
 

 発声基礎Ⅱ

近年、発声の問題点として、感情が高まると声が甲高くなる・呼吸が浅い・息が続かない・Sの子音の息もれ・ノドを閉めて発声するため声量が出ない・声に感情が乗らないなどが多くみられます。発声の見地から多くの人を観察した結果、今まで発声や呼吸の常識とされていた幾つかの項目の見直しが必要と考えるようになりました。西洋から導入された「発声法」を日本人に合った形に見直すこと、男性によって研究されてきた発声や呼吸を女性の身体にそって解釈し直すことで多くの成果を上げています。基本的な考え方を変え、自分の声や呼吸の状態を把握できるようになること=トラブルの事前回避・役作りへの反映が出来ることを目的とします。
 
担当講師:新田惠


▼身体表現基礎Ⅰ   

前期ではヨガ、ピラテスを取り込んだストレッチなどの動きを通して筋肉、関節などの自覚を高めていきます。また、自然運動を主にした運動を通して、自身の身体性を自覚し、身体を調整する能力、制御する能力、そして空間知覚能力などを高めます。中期では身体の出会いから生まれるコンタクトインプロビゼーションやその周辺から生まれたリリーステクニックと即興舞踊の実践を行います。
 
担当講師:竹屋啓子
 

▼身体表現基礎Ⅱ   

パントマイムの動きを元にし、自分から発せられるものと自分の感覚との誤差、また、自分のイメージする動きを再現出来る身体、止まれる身体。それら自由な身体を、探ってゆきます。台詞に頼らない身体の表現を探します。
 
担当講師:小野寺修二
 


▼ワークショップ・ファシリテーション  

演劇ワークショップのファシリテーション(進行)について、理論、実際の両面から学びます。インプロの創始者の一人、キース・ジョンストンの方法論を、さまざまなゲームやアクティビティーを通して学んでいきます。
 
担当講師:高尾隆


▼応用演劇  

応用演劇という言葉は、まだ聞きなれない言葉だと思います。1990年代に主に欧米で使われるようになった包括的な用語で、教育演劇や民衆演劇、コミュニティー・シアター、障害のある人との演劇活動、ミュージアム・シアター、プリズン・シアター(刑務所での演劇活動)など、幅広い演劇活動を含みます。
ジェームス・トンプソンという人は、応用演劇について以下のように述べています。
「応用演劇は、普段は演劇を作らない人々によってつくられた参加型演劇である。それは、私はそう望むのですが、排除され、周縁化された人々による、人々とともにある、人々のための実践です。」
人々と演劇の関係を拡張し、演劇のもう一つの可能性を探求する領域とも言える応用演劇について、ここではその広がりを知り、特に代表的な思想であり方法論である「被抑圧者の演劇」について、一部実技を伴う形で考察します。
 
担当講師:花崎攝


▼合気道   

仕手(技を掛ける)と受け(技を受ける)を通して基本動作を稽古します。円滑な身体運動能力とともに、心が肉体を支配するということ、自己を律すること、相手に向き合う精神を学びます。
 
担当講師:清水健太


▼狂言   

「立つ」「座る」「扇を開く、閉じる」「足の運び」などの狂言の基本的な所作を、初歩的な小舞や短い狂言の稽古を通じて身につけ、能舞台の成り立ち、舞台上での身体の在り方を学びます。
 
担当講師:山本東次郎


▼能  

能において身体はどのように使われるのでしょうか。身体の中の、左と右、前と後ろ、上と下、内と外、骨と肉、面(めん)と面(つら)など、対の要素が、それぞれにブレーキとアクセルを同時に踏み込んで、舞台の星間物質となり、波動が送られ、男と女、神と鬼、彼岸と此岸などに、また対します。
 
担当講師:清水寛二


▼劇場技術論基礎Ⅰ〔照明〕   

照明に関する基礎的な知識はもちろんのこと、「光」についての基本的な知識を学びます。劇場構造における照明システム、照明デザインなどを、実際の機材を使った実演と、具体的な事例を交えながらの講義で紹介、分析してゆきます。
 
担当講師:齋藤茂男・服部基
 

▼劇場技術論基礎Ⅱ〔音響〕   

音と聴覚の関係や、音の特性や効果についての知識を学びます。具体的な資料や、実際に音を聞いたり、音を出したりすることで、表現と技術の両面から舞台音響を考察します。同時性・空間性・実演性などの舞台音響の特質を考えることも講義の目的となります。
 
担当講師:渡邉邦男・藤田赤目


 
 講義科目(2023年度版) 

▼パフォーマンス概論  

現代演劇、ダンスなど、パフォーマティヴな芸術活動についての概要を学びます。古代ギリシアのトラゲディア・コメディアから現代演劇までの、さまざまな演劇の実態について、現代演劇の具体的な事例を紹介しつつ分析・解析してゆきます。
 
担当講師:鴻英良・内野儀・佐々木敦・横堀応彦


▼伝統演劇論Ⅰ〔能〕

能・狂言とは何か。その要点を知るために、6回の講義をします。各回を一貫して、能・狂言の歴史との関わりを意識しながら、現代能・現代狂言の特質を理解することが本講座の目的です。 
 
担当講師:竹本幹夫
 

▼伝統演劇論Ⅱ〔歌舞伎〕 

新派、新国劇、新劇。日本の演劇史における「新」は、常に「旧劇」「国劇」=歌舞伎の「旧」への対義語だった。
ところが今これらが目指した「新しい演劇」は或いは駆逐され、或いはその限界を自覚して模索し、歌舞伎はしたたかに生き残った。その生命力の源泉は何なのか、いくつかのキーワードや、鶴屋南北の傑作「桜姫東文章」を具体的に俎上にあげながら、「歌舞伎とは何か」を考えていきたい。
 
担当講師:犬丸治 


▼劇場概論Ⅰ  

1980年代後半から全国各地に数多く建設された、劇場・ホールの現状を、具体的な事例を見ながら、その変化や特徴、設置目的や施設の構成、機能などを学んでいきます。
 
担当講師:伊東正示
 

▼劇場概論Ⅱ

「劇場とはなにか?」
劇場とはいかなるものかを、短くはありますが、全6回の講座で、もっとも足元のところから考えていきたいと思います。各回、また全体をつうじて、もろもろの劇場での私の体験や経験、試行錯誤、そしてそこから生まれた考えを手がかりとして提示するところから始め、それを媒介にしながら、受講する方々がそれぞれに、また共同で劇場についての考えをふくらませ、深め、発展させていく過程へと進んでいくことができればと考えています。
 
担当講師:松井憲太郎


▼劇場環境論Ⅰ・Ⅱ  

劇場運営・経営に欠かすことのできない環境としての「公共性」を意識することをめざします。ゲストスピーカーによる具体的な現場実践事例の紹介、受講者との質疑等を通じて「知の再編集」を試みてゆきます。
 
担当講師:中村陽一・髙宮知数


▼現代演劇論  

この「演劇概論」では、基本的に日本の演劇に圧倒的に足りないと思われる、歴史と理論の二つに主眼をおいて行います。ただし、いわゆる事実としての歴史を教科書のように学ぶことは一切しません。その歴史という言説がなぜ、いかに立ち上がっていったのかを、実践へと介入するための理論を構築するために行います。そのために様々なテーマを元に歴史を読み込んでいくこと(たとえば、アジア、革命、アヴァンギャルド、実験、民衆、在日、LGBTなどなど)を予定してます。
 
担当講師:高橋宏幸


▼映像メディアワークショップ  

舞台芸術と映像、デジタルテクノロジーを組み合わることで、どのような演出効果を生み出すのかを、作品の事例を映像で見ながら、映像やテクノロジーを使う演出意図を探ります。メディアとは何か? テクノロジーとは何か? を考えることを通じ、作家性、作品の強度といった普遍的なテーマを追求します。
 
担当講師:飯名尚人


▼ドラマトゥルク論  

演出家のパートナーとして、作品作りの根幹を支えるもうひとつの存在であるドラマトゥルクという存在を知り、創造の現場で求められる多種多様な働きの具体的な事例を紹介します。また、模擬的な作品の分析を行います。
 
担当講師:長島確


▼セノグラフィ論  

セノグラフィ(劇場や舞台の空間構造は、作品の意味に影響することを鑑み、舞台空間を考察すること)を学びます。主にヨーロッパの現代演劇、ダンス、サーカス、大道芸を例にとって、演出とセノグラフィの関係、劇空間が持つ重層的な意味を探ってゆきます。
 
担当講師:藤井慎太郎


 

▼舞台美術基礎・舞台美術WS  

演劇、オペラ、ダンスなどの舞台美術にスポットを当て、舞台空間が出来るまでの舞台美術家の仕事の流れを、作業をとおして説明してゆきます。自分のイメージを絵にすることから始め、台本から読みよったイメージを具体化し、図面や模型を作成し、合評を行います。
 
担当講師:堀尾幸男・ 大島広子


▼特別講義  

劇場運営、演出、俳優など、それぞれの分野におけるスペシャリストを講師に招き、講義を行います。実際の仕事を見聞きすることで、その分野への見識を深めます。
 
担当講師:テレーサ・ルドヴィコ(劇作家、演出家)
テアトロ・キズメット(イタリア)を中心に活動。子どもたちとのワークショップにも積極的に取り組む。『にんぎょひめ』『雪の女王』など日本での共同製作公演も行っている。

 


〔専門課程〕
各コースのゼミ(演技・舞台演出・劇場環境)と必修科目、選択科目の3つで授業が構成されています。劇場業務を体験する「劇場研修」をはじめ、スタジオでのパフォーマンス作品の発表、演劇教育や劇場運営に関する文献講読、ワークショップ現場への参加、地域劇場へのフィールドワークなど、理論と実践をバランス良く学べるカリキュラムになっています。2年間の総括として、全員がキャストやスタッフとして参加する「修了上演」の発表を劇場で行います。
 

 必修科目(2023年度版) 
▼演技ゼミ(演技コース必修)

自主稽古の成果を講師が見て、アドバイスをする形で授業が進行します。講師との対話を通じて受講生が演技に対する考え方を身につけることがひとつの目的となっています。1年目「演技基礎」の授業をベースに、稽古の在り方、演技の説得力の在り処などを学び、小パフォーマンスや修了上演に向けてのテキストの読み稽古をおこないます。
 
担当講師:松本修
 


▼舞台演出ゼミ(舞台演出コース必修)

舞台表現の演出・演技について、考え、議論し、具体的な課題を共有する。
 
担当講師:佐藤信
 

▼演技・演出合同ゼミ(演技コース・舞台演出コース必修)

テキストの読解、セノグラフィの構築、衣裳と照明のプラン、キャスティング、稽古日程の組み方など、演出を行う際に必要となる作業についての考え方を、具体的な作品をもとに学びます。実際に演出プランを立案し、演技ゼミ生と共同で小パフォーマンスを発表します。
 
担当講師:生田萬


▼劇場環境ゼミ(劇場環境コース必修)

前期は非営利組織のマネジメントに関する文献講読を軸に、発表とディスカッションを行うとともに、劇場法など劇場環境をめぐるトピックについて討議し、提言をまとめます。中期は、座・高円寺の事業を手がかりに、劇場運営や公演企画について実務に沿って公共劇場の在り方について学び、修了上演の制作準備に取り組みます。
 
担当講師:高宮知数・石井惠(座・高円寺 企画・制作チーフ)森直子(座・高円寺 企画・広報
 


演技演習   

演技基礎に引き続き、受講生が選んだ脚本・キャスティングを元に、試演会という形で観客の前で演じる事を最終目標とします。脚本の読み方、役へのアプローチ、台詞と即興する身体の解放と集中から舞台稽古まで、実践的なレッスンを目ざします。
また、この授業では舞台演出コースと劇場環境コースのメンバーが演出部として参加します。スタッフワーク(場の進行の管理、台本作成、音響の簡易プランづくり、明かりづくり、オペレーションなど)の具体的な作業プロセスに立ち会いつつ、より具体的な作品作りの現場を学びます。
 
担当講師:木野花


▼企画プレゼンテーション・ディスカッション 

公共劇場を軸に演劇活動を展開する上で、地域社会、行政、企業といった考え方の異なる人や組織との共同作業は必要不可欠なものとなります。共同作業を行うにあたって前提となる基本的な技能などを習得することを目的に、スピーチ、批判的思考、ディスカッション、リサーチなどを学び、最終的には企画のプレゼンテーションを行います。
 
担当講師:高尾隆・高宮知数


▼劇場研修A〔運営系〕 

劇場活動への理解度を深めるとともに、劇場人としての適性を見極めるための研修。制作や広報といった企画・運営業務の補助や、劇場で行われる主催事業・関連事業について発生する作業を経験することで、劇場の全体的な在り方を学びます。
 

▼劇場研修B〔技術系〕 

技術スタッフの日常的な動きに同伴しながら、機構・照明・音響の業務補助として適宜携わります。主催・提携公演時における道具類の搬出入、照明・音響の吊り込みなど仕込み・ばらし作業の立会い、貸館公演への対応、備品や機材の整理・点検などの管理業務を学びます。


 選択科目(2023年度版) 
▼身体表現演習Ⅰ   

1年次に引き続き、パントマイムの動きを元にし、自分のイメージする動きを再現できる身体、止まれる身体、自由な身体を、探ってゆきます。台詞に頼らない身体の表現を探しながら、授業の最後にスタジオパフォーマンスを行います。
 
担当講師:小野寺修二
 

▼身体表現演習Ⅱ   

1年次に引き続き、ヨガ、ピラテスを取り込んだストレッチなどの動きを通して、呼吸や筋肉、関節のはたらきを学び、ケガの少ない持続力のある身体づくりを行います。また、各自が選んだ詩の言葉をモチーフに、ソロ、ペアで作品づくりに取り組みます。
 
担当講師:竹屋啓子


▼発声・歌唱Ⅱ 

発声の基礎を培った1年次に引き続き、2年次はミュージカルの楽曲の歌唱に取り組みます。俳優として歌うことにポイントを置き、聴かせることよりも伝えることを、言葉にいかに表現を与えられるかを目標としたプログラムを行います。ソロ、デュエットなどに分かれパート練習を反復し、最終的には小作品の発表を行います。
 
担当講師:伊藤和美
 
▼発声・歌唱Ⅱ
引き続き、西洋から導入された「発声法」を日本人に合った形に見直すこと、男性によって研究されてきた発声や呼吸を女性の身体にそって解釈し直しながら実践的な発声の為のトレーニングを行います。自分で自分の声や呼吸の状態を把握できるようになること=トラブルの事前回避・役作りへの反映が出来ることを目的とします。
 
担当講師:新田惠 


▼演劇教育演習  

1年次の「ワークショップ・ファシリテーション」に引き続き、ウォームアップやアイスブレイクのための簡単なゲームをファシリテートすることを学びつつ、演劇ワークショップに関する文献講読、劇場や地域、学校などでのフィールドワークや実習を行う。
 
担当講師:高尾隆


▼劇場環境実践論   

今後の公共劇場の運営を考える際に欠かすことのできない“公共性”という概念に焦点を当てた授業を展開します。公共性が展開する場となる“公共圏”の新たな担い手として現代社会に登場した社会的諸組織(NPO/NGO、ボランタリーな市民組織など)に着目し、それらを含み込んだ地域社会のなかで、劇場という場が持つ意味と可能性、課題を考察します。
 
担当講師:中村陽一


▼テキスト研究   

ドラマトゥルクの視点から、現代演劇におけるテキスト(戯曲/台本)の役割について考えます。具体的なテキストをもとに、企画・コンセプトの立案から、リサーチ、テキストレジ、配役、美術プランに至るまで、演技とテキストの関係に焦点を当てながら検証し、作品の可能性を探求します。
 
担当講師:長島確
 

※カリキュラム・講師は年度ごとに異なる場合があります。
 
■飯名尚人(いいな・なおと)
映像メディアワークショップ
ダンス・アンド・メディア・ジャパン主宰
映像作家、演出家、ドラマトゥルク、キュレーター、プロデューサーとして幅広く活動。舞台での映像デザインとして数多くのダンス作品、演劇作品に参加。ダンス映画監督としても国際ダンス映画祭で高く評価される。メディアとダンスを融合するプロジェクトを推進するためDance and Media Japanを設立。国際ダンス映画祭プロヂューサー。東京造形大学、京都精華大学で教える。
 
■生田萬(いくた・よろず)
演技演習基礎Ⅱ/演技・演出合同ゼミ
劇作家、演出家
1981年に「ブリキの自発団」を結成。「小劇場ブーム」の中心劇団のひとつとして高い評価を得、銀粉蝶、片桐はいりなどを輩出する。代表作に『夜の子供』など。TBS「世界遺産」構成作家、キラリ☆ふじみ芸術監督などを歴任。
 
■伊藤和美(いとう・かずみ)
発声基礎Ⅰ/発声・歌唱Ⅰ
ヴォイストレーナー
演劇やオペラのスタッフを務める傍ら、06年まで「時々自動」に作曲、パフォーマーとして参加。05年度文化庁派遣在外研修生として1年間渡英。現在、新国立劇場演劇研修所講師。
 
■伊東正示(いとう・まさじ)
劇場概論Ⅰ
劇場コンサルタント、建築家
新国立劇場の設立準備に参加後、1983年シアターワークショップ設立。以降、さいたま芸術劇場、東京国際フォーラム、吉祥寺シアターなどの劇場コンサルティングを行う。
  
■犬丸治(いぬまる・おさむ)
伝統演劇論
演劇評論家。1959年東京生まれ、82年慶應義塾大学経済学部卒業。少年時より歌舞伎に親しみ、「歌舞伎学会」に参加、現在歌舞伎学会副会長。「読売新聞」「テアトロ」に毎月歌舞伎劇評を執筆。慶應義塾大学経済学部非常勤講師(「芸術文化論」)、読売演劇大賞選考委員を務める。著書に『平成の藝談―歌舞伎の神髄に触れる―』(岩波新書)、『市川新之助論』(講談社現代新書)、『市川海老蔵』(岩波現代文庫、『市川新之助論』の増補改訂版)ほか。  
 
■大島広子(おおしま・ひろこ)
舞台美術WS
舞台美術家
英国セントラル・セント・マーティンズ美術学校、シアターデザインコース卒業。帰国後、大道具会社勤務を経て、東京を拠点に舞台装置、衣裳デザイナーとして活動。『ユビュ王』衣裳プラン(小川絵梨子演出/まつもと市民芸術館)に対して、2015年度伊藤熹朔賞奨励賞を受賞。2022~2023年英国ランカスター大学、演劇修士課程において、社会変化のための演劇を学ぶ。近年の主な作品に「検察側の証人」「スルース」「願いがかなうぐつぐつカクテル」など。
 
■鴻英良(おおとり・ひでなが)
パフォーマンス概論
演劇評論家
1948年生まれ。2002年から04年までドイツの国際演劇祭ラオコオン(カンプナーゲル、ハンブルグ)の芸術監督を務める。著書に『二十世紀劇場──歴史としての芸術と世界』(朝日新聞社)、訳書にカントール『芸術家よ、くたばれ!』(作品社)など。
 
■小野寺修二(おのでら・しゅうじ)
身体表現基礎Ⅱ/身体表現演習Ⅰ
演出家、振付家
1995年パフォーマンスシアター「水と油」を結成。全作品の構成演出に関わる。2008年から「カンパニーデラシネラ」を主宰。振付家・パフォーマーとして活動の場を広げている。
 
■木野花(きの・はな)
演技基礎Ⅱ/演技演習
俳優、演出家
1974年に女性だけの劇団「青い鳥」を結成。80年代の小劇場ブームの旗手的な存在となる。同劇団を退団後は、女優・演出家として活躍する一方、若手俳優の育成にも力を注いでいる。
  
■齋藤茂男(さいとう・しげお)
劇場技術基礎Ⅰ
照明家、LDC-J会員
演出家の佐藤信や串田和美、白井晃等との仕事多数。最近の主な作品に「リア」(佐藤信)、「9days
Queen」(白井晃)、コクーン歌舞伎「三人吉三」(串田和美)などがある。今回は、ライティング デザイナース クラブ オブジャパンの一員として講師に参加。
  
■佐々木敦(ささき・あつし)
パフォーマンス概論
思想家、HEADZ主宰、文学ムック「ことばと」編集長
芸術文化の複数のジャンルで批評活動を展開。著書多数。2020年には『これは小説ではない』『それを小説と呼ぶ』『小さな演劇の大きさについて』など五冊の著書を刊行。
 
■佐藤信(さとう・まこと)
演技基礎Ⅰ/舞台演出ゼミ
劇作家、演出家
1960年代からの小劇場運動の担い手のひとりとして、1970年から90年までの二十年間、黒色テントによる全国120都市におよぶ移動公演をおこなう。オペラ、コンテンポラリーダンス、ショウ、糸操り人形芝居、日本舞踊、能など、幅広い分野の舞台演出とともに、「アジア演劇」「演劇の公共性」「演劇と教育」「コミュニティシアター」など、演劇と社会の境界をめぐる発言と実践をつづける。個人劇団「鴎座」主宰、若葉町ウォーフ代表、劇団黒テント創立メンバー。
 
■清水寛二(しみず・かんじ)

能役者
1953年生まれ。(公益社団法人)銕仙会会員。観世寿夫・八世観世銕之丞らに師事。新作能『長崎の聖母』『望恨歌』などを上演。佐藤信・Danny Yung演出『The Spirits Play霊儀』などに参加。「青山実験工房」実行委員。東京藝術大学非常勤講師。東京芸能人健康保険組合監事。
 
■清水健太(しみず・けんた)
合気道
天道流合気道天道館道場長
管長である清水健二は合気道創始者植芝盛平氏の内弟子として修行した後、1969年に独立。1982年より天道流合気道を創設した。後進の育成・指導にあたるとともに、ドイツをはじめ海外でも合気道の普及につとめる。
  
■高尾隆(たかお・たかし)
ワークショップ・ファシリテーション/演劇教育演習/企画プレゼンテーション・ディスカッション
演劇教育、即興演劇
1974年生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。インプロ(即興演劇)創始者の一人、ジョンストンに学び、即興俳優、ファシリテーターとして活動。
 
■高橋宏幸(たかはし・ひろゆき)
現代演劇論
演劇批評家。桐朋学園芸術短期大学 准教授
岐阜県生まれ。著書に『国を越えて アジアの芸術』(彩流社)。「図書新聞」、「テアトロ」で舞台評を連載。評論に「プレ・アンダーグラウンド演劇と60年安保」、「原爆演劇と原発演劇」など多数。
 
■髙宮知数(たかみや・ともかず)
劇場環境論/企画プレゼンテーション・ディスカッション/劇場環境ゼミ
プロジェクト・デザイナー/マーケティング・プロデューサー
広告代理店のマーケティング部門、シアターアプルの劇場プロデューサーを経て独立。2015年~2017年久留米シティプラザ初代館長。2017年からは多摩市複合文化施設大規模改修に関する多摩市アドバイザーを務める。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科兼任講師。東日本国際大学地域振興戦略研究所客員教授。
 
■竹本幹夫(たけもと・みきお)
伝統演劇論Ⅰ
1948年東京生まれ。早稲田大学名誉教授。博士(文学)。能楽研究者。1980年実践女子大学専任講師のち助教授を経て、1987年より早稲田大学文学部助教授のち教授(~2019年3月)。2004年、同大演劇博物館館長(~2012)。主著に『観阿弥・世阿弥時代の能楽』(明治書院1999)、『風姿花伝・三道』(角川書店2009)、『対訳シリーズ』(檜書店2000年~)など。
 
■竹屋啓子(たけや・けいこ)
身体表現基礎Ⅰ/身体表現演習Ⅱ
ダンサー、振付家、ダンス01主宰
マーサー・グラハムカンパニーのメンバーとして活動後、日本のモダンダンス界のリーダーの一人として活躍。ダンス東風企画(1989〜2001)としてアジアの芸術家との共同創作、両国上演を行う。その他海外公演多数。芸術選奨文部大臣新人賞など受賞。
 
 
■長島確(ながしま・かく)
ドラマトゥルク論/テキスト研究
ドラマトゥルク、東京藝術大学准教授
日本におけるドラマトゥルクの草分けとして、劇場作品からアートプロジェクト、芸術祭までさまざまな実践の現場に関わる。参加作品に『ザ・ワールド』シリーズほか。訳書に『新訳ベケット戯曲全集』(監修・共訳)ほか。
 
■中村陽一(なかむら・よういち)
劇場環境論/劇場環境実践論
社会デザイン学会会長・青森中央学院大学特任教授
80年代半ばより現場と往復しつつNPOや社会的企業、社会デザインの実践的研究、基盤整備、政策提言に取り組む。文化庁事業「公共劇場スタッフのための社会デザイン力養成講座」統括。
 
■西沢栄治(にしざわ・えいじ)
演技演習基礎Ⅱ
演出家
JAM SESSION主宰。ギリシャ劇やシェイクスピア、歌舞伎などの古典を中心に、演劇の面白さをまっすぐに描く心意気で活動中。代表作に「女の平和」「わが町」「四谷怪談」「ヴェローナの二紳士」など。
 
■新田惠(にった・めぐみ)
発声基礎Ⅱ/発声・歌唱Ⅱ
ヴォイストレーナー
国立音楽大学声楽家卒。オペラ、ミュージカル、ミサ曲、レクイエム等の宗教音楽、ベートーベンの第九のソリストを務める。スーパーエキセントリックシアター、青年座、東宝芸能、加藤健一事務所、多摩美術大学、舞台芸術学院等で歌唱指導及び後進の指導にあたる。現在、俳優のパーソナルトレーナーを務めるほか、東京アニメーションカレッジ専門学校、すみだ水族館、新江ノ島水族館でも講師を務める。 
 
■服部基(はっとり・もとい)
劇場技術基礎Ⅰ
照明家、LDC-J会員
こまつ座をはじめ演劇、ミュージカル、オペラ、能とひろく舞台照明をてがける。ライティング デザイナース クラブ オブ ジャパンの一員として講師に参加。
 
■花崎攝(はなさき・せつ)
応用演劇
シアター・プラクティショナー
黒テントを経て、2010年から1年間渡英。応用演劇の理論と実践を学ぶ。障碍のある人たちとの演劇活動、イラクでの演劇による平和構築事業など国内外で継続中。演劇は具体的に人々をつなぎ、一緒に課題を見つめて表現し、伝え合う媒体であると考えている。
 
■藤井慎太郎(ふじい・しんたろう)
セノグラフィ論
早稲田大学文学学術院教授
1971年生まれ。表象文化論、西洋舞台芸術論が専門。講義では舞台芸術作品と空間の関係について論じる。共著に『演劇学のキーワーズ』など。
 
■藤田赤目(ふじた・あかめ)
劇場技術基礎Ⅱ
舞台音響
名古屋市出身。北村想、竹内銃一郎、生田萬、岩松了、鄭義信、渡辺えり、松尾スズキら、現代演劇の音響プランの仕事が多い。桜美林大学芸術文化学群非常勤講師。日本舞台音響家協会理事。
 
■堀尾幸男(ほりお・ゆきお)
舞台美術基礎Ⅰ
舞台美術家
大型商業演劇を中心に作品を展開。多少片寄って仕事をしているが、本人の志は幅狭くして、深い造形を目指すにある。近年の作品に、志村魂『バカ殿様』、明石家さんま出演『七人くらいの兵士』、劇団☆新幹線『髑髏城の七人』など。第24回読売演劇賞・大賞他受賞。
 
■松井憲太郎(まつい・けんたろう)
劇場概論Ⅱ
 演劇制作・評論、劇場運営
 1981年から96年まで68/71黒テント(現・劇団黒テント)に在籍。90年より世田谷文化生活情報センターの計画づくりに携わり、世田谷パブリックシアター開場後の97年から2007年度までプログラム・ディレクター等、2010年から21年度まで富士見市民会館キラリふじみの館長を務めた。
   
■渡邉邦男(わたなべ・くにお)
劇場技術基礎Ⅱ
舞台音響家、一般社団法人日本舞台音響家協会理事長
ミュージカルからオペラ・バレエまで、幅広い分野での音響プランを手がけると共に、舞台音響家の育成にも力を注いでいる。主な作品に「エリザベート」「三文オペラ」「十九歳のジェイコブ」「軍人たち」「しらゆき姫」等。新国立劇場音響課長。日本舞台音響家協会理事長。
 
■ルドヴィコ, テレーサ
特別講義
劇作家、演出家
テアトロ・キズメット(イタリア)を中心に活動。子どもたちとのワークショップにも積極的に取り組む。『にんぎょひめ』『雪の女王』など日本での共同製作公演も行っている。
 



 
修了生の活動は、分野も地域も多岐に渡り、ひとりの演劇人・劇場人・社会人として、
自身の持つ才覚を発揮できる場所を見出しています。
地方の公共劇場で制作として勤務する、芸能事務所に所属し俳優活動を続ける、自ら劇団を立ち上げ作品を作る。
そのいずれの活動にも「活動の場」が必要不可欠です。 
座・高円寺を中心としたネットワークのなかで、2年間劇場と関わることにより、「活動の場」につながる可能性と出逢うことができます。
 
 

○主な就職先・勤務先

いわき芸術文化交流館アリオス  北区文化芸術活動拠点ココキタ  城崎国際アートセンター  久留米市シティプラザ  株式会社シアターワークショップ  ジャパン・ソサエティー(NY)  杉並区立杉並芸術会館/座・高円寺  
世田谷パブリックシアター WSラボ研究員  たちかわ創造舎  東京芸術劇場  新居浜市総合文化施設あかがねミュージアム  社団法人日本芸能実演家団体協議会  王子小劇場  東大阪市文化創造館  
株式会社ファイブ・ミニッツ  穂の国とよはし芸術劇場PLAT  山口情報芸術センター  株式会社吉住モータース  若葉町ウォーフ
 


○主な所属事務所

M.M.P  岡村本舗  有限会社現代制作舎  有限会社さかがみ企画     ストローハウス  株式会社長谷川事務所  ミズキ事務所       株式会社nora


○主な所属劇団・団体

亜細亜の骨   かけっこ角砂糖δ   劇団黒テント   重力/Note   劇団短距離男道ミサイル   ダンスO1   劇団フーダニット   BEBERICA theatre company(ベベリカ)          人間の条件


○結成団体・ユニット

演劇ユニットnoyR   ゲッコーパレード/旧加藤家住宅   劇団ドクトペッパズ  さながら   トマソンのマツリを考える会   250km圏内  Plant M  プリズマン           回人回製作所          カハタレ       三人之会

 


主  催 NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺
提  携 東京学芸大学教育学部
協  力 一般社団法人日本劇作家協会、公益社団法人日本照明家協会、一般社団法人日本舞台音響家協会、
     いわき芸術文化交流館アリオス、まつもと市民芸術館、伊丹市立演劇ホール(アイホール)、 北九州芸術劇場